

『お願いお星さま』
ある日、前触れも無く夜空に振った大量の流れ星。
その正体は、どんな願いも叶えてくれるという『願い星』だった。
しかし、残念なことに、それぞれの星にはすでに願いが込められており、すでに新しい願いの入り込む余地は無かった。
それどころか、すでに込められている願いの内容は、思わず赤面するほどにエッチなものばかり。
「こんな願いを込めたのは、
いったいどのこのスケベ馬鹿よっ!!!」
そんな風に叫んでももう遅い。
ふとした事から願い星の収まるべき『星図鑑』のマスターに選ばれた、陽介&真朋&ひびきの幼なじみ3人衆は、願い星に込められたエッチな願いを強制的に叶えさせられることになってしまう。
願い星は姿こそファンシーだが、あらゆる手段を用いてでも願いを叶えようとする頑固者。
その強制力から逃げることは、決して出来ない。
陽介たちの周囲で巻き起こる騒動の数々。
そこに願い星を追ってやって来た謎の少女二人も加え、願い星を巡るエッチなドタバタ騒ぎはエスカレート!
さてさて、この先いったいどうなることやら……。
『ゆのはな』
大学が冬休みに入り、あても無くバイク旅行に出掛けた『草津拓也(くさつたくや)』は、片田舎にある『ゆのはな町』を訪れた矢先に交通事故を起してしまう。
道端にひっそりと建っていた古びた祠にバイクごと突っ込み、意識を失ってしまう拓也。
再び目を覚ました時、視界に飛び込んできたのは、仰向けに倒れた自分を、宙に浮かんだまま覗き込む、奇妙な格好をした少女の姿だった。
「あ、お目覚めですね。ご無事のようで何よりです」
ゆっくりと身を起した拓也に微笑みかける、不思議な格好をした少女は、自らを土地の守り神である 『ゆのは』だと名乗る。
突然のことで呆気に取られている拓也に対して、ゆのはは土地神としての力を使って、瀕死の重傷を負っていた拓也を治療したことを語る。
「いえいえ、お礼を言われるほどのことではありません。その代わりと言っては何ですが、
壊れた祠の修理代を負担して頂けないでしょうか」
訳が分からないまま、とにかく礼を言おうとした拓也を制して、どこからともなく取り出した電卓で見積もりを始めるゆのは。
「ぴっぽっぱ、 これなら235万円といったところでしょうか。 こんなの命の値段だと思えば、ぜーんぜんおトクですよね♪」
あくまで笑顔のまま、ゆのはは賽銭箱の形をした貯金箱を拓也に突き出してくる。
――こうして半ば強制的に、『命の恩人』であるゆのはの要求を聞くことになった拓也は、『ゆのはな商店街』の中でバイトに明け暮れる日々を送る羽目になった………。
お願いお星さま












ゆのはな











