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主人公、大倉弘之(おおくら ひろゆき)は、翔陵学園(しょうりょうがくえん)に通う2年生。
親元から離れ、自堕落な一人暮らしをしていた弘之は、学園でも指折りの美少女である同級生、宮森香帆(みやもり かほ)と、翔陵学園の教師をしている宮森香純(みやもり かすみ)の姉妹が、親の遺した多額の借金を抱えていることを偶然知った。
月々の返済では利子分すらまかなえない状態に陥り、姉妹はいつ風俗に売り飛ばされてもおかしくない状況だった。
生活態度などで幾度も説教する香純を疎ましく感じていた弘之だが、話を聞いて姉妹に同情を寄せる。
仕送りを元手に株式運用で儲けた利益を姉妹に提供しようとしたが、姉のかすみは、弘之の申し出をあっさり断ってしまう。
その香純の態度に弘之は憤慨し、同情が一転憎しみに変わる。

姉妹が誰かに汚されるのなら、その前に自分の手で汚してやりたい……

憎しみの中からわきあがる黒い欲望に弘之は、とあるルートを使って、姉妹の債権を買い取ることに成功する。
債権者となった弘之は、困惑する姉妹に対して当然のように言い放った。

金が払えないのなら……後はわかるだろう?

追い詰められた香純は、香帆に手を出さないという条件に、弘之の要求を飲むことになった……





 



 

翔陵学園の女教師で、香帆の姉。教師という仕事に誇りを持っていて、いい先生であろうとする。その気持ちが時折空回りして失敗するものの、おおむね生徒たちからは好意的に見られているし、人気も高い。
進学校の翔陵学園ではめずらしい存在である素行不良の弘之を更生させるため、学校のことから私生活まで、熱心な指導を続けている。しかし、当の弘之は会えば小言を口にする香純を疎ましく感じ、どうにか黙らせてやりたいと思っている。
早くに母親を亡くしため、長い間一家の母親役を務めてきた。しかし、進学をあきらめることはなく、多忙を極めながらも大学を卒業する。
ただ、さすがに男と付き合う時間まではなかったため、これまでまともに男と付き合ったことがない。父親も香帆が進学する直前に、居眠り運転の自爆事故で他界する。父親の事業は香純が継げるものではなかったので精算するが、連帯保証人になっていたため多額の負債が残ってしまった。同様に保証人となっている叔父と一緒に返済を続けているが、利子を支払うのがやっとで、元本はまったく減らない。しかも、今年に入り叔父の支払いがとまってしまい、借金がどんどんふえている状況にある。だが、香帆に心配をかけないよう、借金の詳細は一切伝えていない(それでも香帆はなんとなく察し、春からアルバイトをはじめている)。
身長が香帆より小さいこともあり、並んで歩いていると妹に見られることがある。それがちょっとしたコンプレックスになっている。

 

翔陵学園の2年生で、弘之の同級生。
学園でも3本の指に入ると言われる美少女で、クラス男子の多くは香帆に想いを寄せているような状態だが、今のところ彼氏はいない。
告白されることもたびたびあるが、一律に断っている。その理由は語られないが自分を犠牲にして家族のために尽くしてきた香純をさしおき、彼氏を作ろうという気にはなれないから。
そして、もう一つは家の経済的理由。亡くなった父親が、多額の借金を遺したことは知っているが、その額の詳細までは知らない。ただ、家が経済的に困窮していることは理解しており、学園で禁止されているアルバイトをこっそりやっている。基本的には物静かで、自ら積極的に何かをするようなタイプではないが、必要な時には毅然とした態度で自分の意見を述べる。